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しあわせのみつけかたWATASHI流 第8号

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      ◇ しあわせのみつけかた WATASHI流 ◇
    
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                   2004年2月11日  (第八号)
                       


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 ◇しあわせになるために
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 時には、何も考えずに「しあわせ〜」と
 ほかほか気分になりたくなる時ってありませんか?

 仕事や家事で、人間関係で、精神的に疲れた時、
 体はそうでもないのに、なんかすっきりしない時もありますね。

 そういうときのために、これさえあれば元気になれる一品、
 を用意しておくといいですよ。

 私は、お気に入りの音楽を聴きます。
 ミュージックセラピーというのもあるくらいですから、
 音楽は、人のこころにダイレクトに効く特効薬です。

 好きな音楽を聴いていると、
 こころがぱあ〜っと開かれて、空をどこまでも飛んでいけるような、
 ああ、生まれてよかった、生きているだけで充分、
 そんな、気分になれるんです。 


 モーツァルトがいいとかいろいろ説はありますが、
 (確かにいいですよ)
 自分の好きなアーテイストのポップな曲で充分です。 
 本格的な癒しを求めている場合は別ですが、
 それは、専門家におまかせするとしましょう。

 お気に入りで、こころが洗われるようなとっておきの1曲を
 選んでおきましょう。
 それと、元気が出る1曲も。

 そして、疲れたとき、それを聴くのです。
 即効、回復しますよ。
 本当です。
 音楽には、人を動かす力があるのです。


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 ◇音楽で世界を変える?
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 昔は、意味がわからなかったのです。
 よく、著名なミュージシャンが、集まって、
 平和のために、とコンサートを開いたりしますよね。

 平和は「言葉」で政治家に抗議したり要請したりするもの、
 と思っていました。
 歌なんか歌ってどうするんだ、そんなヒマがあるなら、
 自分たちが、政治家になって世界を変えて欲しい、と。

 結構、アツイ人だったんですよ。
 学生運動なんかにも興味がありましたし、
 (世代的にちょっと後だったんで、参加はしませんでしたけど)
 学生時代は、差別をなくすためにどうしたらよいか、
 などと、友人と議論したりしました。

 若かったんですね。
 力で、世の中、どうにでも変えられると思っていたのですから。

 でも、真の革命は、自分自身のこころから、と最近は思います。
 一人一人のこころが、よい方向に向けば、
 やがて世界は変わると思うようになりました。
 
 いいえ、そうでなければ世界は変わらないでしょう。
 キレイゴトを言うようですが、
 地球の全員が平和を願い、それを実現したいと思わないなら、
 真の平和はおとずれないのではないでしょうか。

 それには、アナタが、そして私が、
 まずしあわせになることです。

 実現したい目標は、また別として、
 こころが心底くつろいで、しあわせを感じていることが大事です。

 みんなのこころがしあわせで満たされれば、
 世界はその時、変わるのではないでしょうか。

 だから、そのために音楽で平和を訴えていたんだ、
 と、今になってやっと気付きました。

 ま、キレイゴトではあります。
 世界の現実を見れば、そんなこと言ってられないほど
 緊迫しており、緊急感もあります。
 
 でも、基本、として自分のこころのしあわせなくしては、
 世界のしあわせはありえない、と思います。
 
 今、平和のために自分のできる事をしながら、
 (寄付でも署名でも、探してみようと思います)
 こころの平和を実現して行こうと、今日はそんなこと思いました。


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 ◇ 好きな音楽でしあわせ時間
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 あ、話がずれましたね。
 音楽でリフレッシュ、という話でした。

 私のお気に入りは、いろいろありますが、
 女性ボーカルが好きです。
 吉田美和、Misia、ケイコ・リーが好き。
 あ、ケミストリーも。
 オスカー・ピーターソンのピアノも。
 ジャンルはいろいろ。
 
 疲れたときには、クルマの中で、CDを聴きます。
 家では、とてもとても・・・。
 2人の子どもがまとわりついてきますしね。

 運転している時は、
 子どもをチャイルドシートに縛り付けていますから、
 唯一の自由時間。
 好きな曲、ガンガン聴いちゃいます。

 子育て中のみなさん、自由時間、ないですよね。
 なくて当たり前なんですが、
 あまりに振り回されると、きぃ〜!ってなっちゃいます。

 だから、スキマ時間使うしかないですよ。
 私の場合は、運転中は、何があろうと自分の好きな曲聴きます。
 子どもの好きな曲はおうちで、と決めていますので、
 今の所、納得しておとなしく乗っていてくれます。

 カラオケにも行く時間などありませんから、
 クルマの中で大声出して唄っているんです。
 ストレス解消&リフレッシュです。

 あ、リラックスはしません。
 運転中、眠くなったら困るので。

 みなさんも、自分なりのしあわせに効く方法を
 是非、みつけてくださいね。


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◇無駄にした時間???
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 先回、断れなかったために無駄にした時間があった、
 とお話しましたが、
 正確にいうと、もっと生産的な活動に充てることが出来たのに、
 そうしなかった、という意味で無駄にした時間があったのです。

 物事に「無駄」はありませんからね。
 一見、無駄に思えても、遠回りしてつかむ何か、もありますし。
 後から振り返れば、
 すべてのことには意味があって、つながっているものです。
 まるでリングのように。

 さて、お話の続きですが、
 2人の女性が私の住むアパートに訪ねてきたのは、
 前の夫と結婚して、1年ほど経った頃でした。

 その頃の私は、いい子ぶりっ子で、
 断ることができない性格でしたから、
 布団の販売であろうが、新聞の勧誘であろうが、
 話を最後まで聞いてしまって、
 それこそ「無駄な時間」を過ごしてしまっていました。

 でも、結婚してからは、バイトくらいで、仕事に燃えるでもなく、
 だからといって子どもが欲しいとは思わなかったので、
 新婚生活にどっぷり、というわけでもなく。

 家事もロクにしないで、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、
 バイクツーリングに明け暮れておりました。
 自分は働いているのに、それを、許してくれるのだから、
 前の夫も相当いいヒトだったんですね。
 (前の夫よ。あの頃は、本当にごめんなさい)

 と、いうわけで、1ヶ月ほど北海道ツーリングをして、
 帰ってきた、ちょうどバイト探そうか、というヒマな時でした。

 2人の女性は、ある宗教の勧誘員で、
 私は、そういうことにすごくうとかったので、
 世界の平和や安全について、真面目に話すので、
 つい、話し込んでしまったのですね。

 そして、興味がわいたのでて、冊子を買いました。
 すると、2人は翌週もやってきて、
 今度は、聖書を研究しませんか、と言うのです。

 無料だし、聖書に関心がないわけではなかったので、応じました。
 でも、それよりも何よりも、その2人が一生懸命だったので、
 断りきれなかったんです。

 毎週、勉強しましょう、と言うので、
 決まっていたバイトの日をずらしたり、時には休んだり。
 そのうち、集会にも誘われましたから、
 断りきれずに、とうとう日数を減らして、
 最後にはバイト、辞めました。

 宗教がいけない、というのではありません。
 その人たちがやっていることがいけない、というのでもありません。
 もちろん、聖書も素晴らしい書物です。

 問題は、私が、自分がそれを本当に望んでいたか、
 という一点です。

 それは、本当にやりたいこと?
 自分の行きつく先は、望んでいる場所?
 そもそも、自分の望みって何?
 どう生きたいと思っているの?

 そういうことを、私は全然考えていなかったのです。
 振り返ってみて、今、それがわかります。


                           続く
 
 
 
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ABOUT ME
TAKAKO
介護福祉士、心理カウンセラー。湘南生まれ、湘南育ち。茅ケ崎市在住。 マキシマムステートプログラム公認トレーナーとしての活動も行っています。