メルマガバックナンバー

しあわせのみつけかたWATASHI流 第10号

しあわせのみつけかたWATASHI流

以下の記事は2004年2月に発行したメルマガを

一部編集して掲載しているものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


------------------------------------------------------------------------------------------------------ 

     ◇ しあわせのみつけかた WATASHI流 ◇
    
------------------------------------------------------------------------------------------------------ 
                   2004年2月25日  (第10号)
                       

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇自信がない?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 子ども時代、おとなしい子だといわれる反面、
 変わった子ね、と言われることもあって、
 それを褒め言葉だと勘違いして育ちました。

 個性的であることは、ある意味、いいことなんですけど、
 おとなしく、黙っているその心の中は、
 「自分はすごい! 何でもできるんだ! 黙ってるけど、今に見てろよ〜」
 なんて、ドロドロ、ギトギトの闘志が渦巻いておりました。

 その上、要領がいいところもあって、なんでもそこそこできるものですから、
 ○○さんみたいに、髪振り乱して努力しなくても、本気出せばできる。
 ヒイヒイ言って、頑張るなんてカッコ悪い、なんて思っていました。
 イヤな性格ですね。

 見えないところで努力するとか、
 人にわからないように頑張るなんて、すごく大変なことです。
 だから、当然努力なんてできません。
 学校の成績は、入学時、トップクラス、卒業時最低、というのを、
 小学校から、中学、高校、大学、と繰り返しました。

 だけど、そんな私でも時期が来れば社会に出なくちゃいけません。
 努力の「ど」の字もしなかったので、当然、就職もコネで。
 それでも、自分は人とは違う、特別な存在だ、 なんてヘンな自信は健在で、
 スーツ姿で通ったのは入社式だけ。
 その後は、ジーパンで出社しました。

 で、先輩の女の人からは、もうちょっとおしゃれしたら?とか、
 それじゃモテないよ、とかやんわりと言われたんですけど、
 会社は結婚相手探すところじゃありません! なんて逆らって、
 はあ〜、ホントに世間知らずの困ったちゃんでした。

 でも、その頃は、少しは大人になってましたから、
 内心、コレじゃまずいのかな、とか、ヘンかな、なんて思いはじめてました。
  
 本当は自信がなかったんです。
 すべてのことに対して。

 何も努力してきませんでしたから、コレといって自慢できることもない、
 だけど、自分は人とは違う。
 それを表現するのに、おかしな格好をして、
 (一応、反体制のポリシーがあってジーパンだったんですけど)
 それで注目されて、変わった子と言われればなんとか面子が保てると言うか...

 バカでしょう? ハタチ過ぎて何やってたんでしょうね。
 努力なくして、自信なんて生まれませんよね。
 それがわからなかったんです。
 
 だから、ちょいとコワオモテの男の上司に注意されてすぐやめました。
 その日のうちに、マルイで赤いカード作ってスーツ買いました。
  カッコワル〜、ですね。
 でもね、それは自分の意思ではなくて、
 コワイ上司に注意されたから、でした。
 自信がなかった私は、ヒトの言いなりになるしかなかったのです。

 今は、わかります。
 T.P.O.を考えてとか、お給料をもらって働くのだから身だしなみは大切とか
 その時、そういう積極的な見方をして、
 オシャレを学ぶ機会ととらえればよかった。

 でも、不本意ながら従った、という屈辱感しか残りませんでしたね。
 もったいないことをしました。
 学ぼうという姿勢からも自信は生まれるのに。

 私は、私なんだ。
 これでいいんだ。
 自信を持ってそう言える日まで、さらに長い道のりが続きそうです。

 22歳。
 まだまだ青い頃のお話でした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇恋愛の達人
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 恋に勝ち負けはあるのか?

 そう問われれば、正確には、恋に勝ち負けはありません。
 でも、好きになったヒトと恋人になれるかどうか、という点での勝ち組。
 恋愛の達人は確かにいます。

 それと反対に、好きになった子に、ことごとく振られるヒト。
 両者の違いはどこにあるのでしょうか。

 それは、「自信」です。
 先ほど、自信について書きました。
 努力しないで自信は得られないとか、学ぼうとする姿勢が大切、とか。

 でも、恋愛、コレには当てはまらないんですね。
 恋愛には「根拠のない自信」「理由はわからないけどアタシって最高!」
 見たいな自信の方がいいんです。

 だって、努力してキレイになって、それから告白するの?
 キレイになるまで待ってたら、好きなヒトに他の人できちゃいますよ。
 アタシはどこもいいトコないからって黙っていて、
 付き合ってくれるヒトいますか?
 ウジウジしてるヒトに恋人ができたのって見たことありません。
  
 恋愛には、すごいパワーがあって、
 根拠のない自信であっても、本物に見せちゃうくらい強いのです。

 ですから、好きって思ったら、その人と必ず結ばれると信じて、
 積極的に交流を持つようにしましょう。
 そして、相手が必ず自分を好きになってくれると信じましょう。
 自分って素敵。キレイ、あのヒトにふさわしい。
 絶対、恋人になるんだ、って。

 そうすると、不思議なことに、
 自分から特に動かなくても、必ず向こうの方から寄ってきます。
 これを「恋愛、思い込みの法則」と呼びます。

 私事で恐縮ですが、
 私に限って言えば、コレで100パーセントOKでした。

 でも、恋愛の達人が、結婚の達人か、というとそうではありませんでしたね。
 付き合うだけなら、誰でもできるんです。
 問題は、持続させること、かな。

 これには、本物の自信や努力、人間性を向上させることなど
 様々な要素が関係しているんですね。

 だから、人間、一生のうち、必ず1度は、
 努力して自分を変革しなくちゃいけない時期が来るんですね。
 それを乗り越えて、初めて本物の自信を身に付けて、
 「これが私です!」って言えるんだろうなあ、と思います。

 ただいま努力中。
 年食ってもまだまだ青い、四十ウン歳の春。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇ 恋におちた瞬間
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今のオットと出合ったとき、結婚するような気がしていた、
 と以前お話しましたが、
 単なる仕事仲間から、恋愛の対象に変わるには、
 やはり、きっかけがありました。
 そのときのことは、今でもハッキリと覚えています。

 仕事の後、ファミレスで一緒に食事をしたんです。
 彼にとっては、お気に入りのファミレスだったみたいで、
 「ココはハンバーグセットがおいしいんだ」
 なんて言うんで、私もハンバーグセットにしたのです。

 スープ付きと、サラダ付きが選べて、おかわり自由でした。
 私がサラダ付きを選ぶと、スープがおいしいのになんてもったいない、
 みたいなことを言って、
 さっさと自分のスープを取りに席を立ってしまいました。

 しばらくすると、カップに入ったスープを両手のひらで、
 さも大事そうに抱えた彼が戻ってくるのが見えました。

 スープを包む手が、まるで赤ちゃんを抱っこしているように優しくて、
 それを顔の前に持っていって、匂いを楽しみながら歩いてくる
 子どものようなその姿に、なんだか、こちらまで嬉しくなってしまって。

 ああ、いつもこの人と食事したらおいしいだろうな。
 楽しくごはんが食べられるんだろうなって思いました。

 それが、恋におちた瞬間だったと思います。
 なんて、つまらないことで、人間は恋におちるのでしょう。
 笑っちゃいますね。

 でも、案外そんなものなんですよね、人間って。
 えらそうなこと言ったり、難しい理屈こねくり回しているヒトだって、
 恋におちる時は、きっとみんなそう。

 大学教授も、政治家も、パン屋のおじさんも、隣のおねえさんも。
 恋をするときは、単純で、くだらなくて、カワイイんですよ、きっと。
 そんな人間って大好きです。
 
 恋愛小説はあまり読まないけど、事実は小説よりも奇なり、で、
 他人のコイバナは聞いて見たい気がしますね。

 最近、読者の方からメールをいただくこともあって、
 嬉しく拝見させていただいていますが、
 結構、恋愛のこと、結婚生活のことを書いてきてくださる方が多いんです。
 
 そんな事柄を、
 読んでくださる皆さんと分かち合えたらいいなあ、と思いました。
 恋愛相談ではないけど、
 みなさんの意見や感想を述べていただく企画を考えています。

 恋愛、結婚にまつわるお悩みをお寄せくださいませんか?
 公開しても構わない、という方はその旨、お書き添えください。
 もちろん、本名は公開しません。

 また、悩みだけでなく、
 こんな嬉しいことがあったというお便りも大歓迎です。
 企画に賛同してくださる方がいましたら、是非よろしくお願いします。

  今週も最後までおつき合いくださいましてありがとうございました。
 



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ABOUT ME
TAKAKO
介護福祉士、心理カウンセラー。湘南生まれ、湘南育ち。茅ケ崎市在住。 マキシマムステートプログラム公認トレーナーとしての活動も行っています。